今季初のクラシコは分かりやすい構図がたくさんあってメディアにとってはよかったんで…ry
新監督対新監督、ネイマール対ベイル、メッシ対CR7などのわっかりやす~い構図がたくさんあった今季初のクラシコですが結果からいうと普通にバルサが勝ちましたね。
でもまさか…イスコベンチスタートって!
ビックリしましたよ…
アンチェロッティびびってたんじゃねぇの?w
さてスタートメンバーから
はい、こんな感じです。突っ込みどころが満載ですがこれは各チームごとに見ていきますw
★バルサ対策の対策
スタメンを見ての通りセスクが“偽のCF”に入っています。これは去年でもよく見られたものですが注目は右サイドのウイングです。そうメッシです。
いままでセスクが偽のCFに入っていたのはメッシが出ていないとき限定でした。なぜこのような手に出たのでしょう。
やはりバルサ対策といえばバイタル封鎖です。中央の封鎖を徹底することによって一定の成果をあげています。
この6、7年でバルサを中心に
「サイド攻撃とウイングの全盛→モウリーニョから始まる徹底的なサイド封鎖→バルサを中心にした鬼の中央攻撃全盛」と変遷していき、新たな流れとして「徹底的な中央封鎖」が来ています。(正確には対バルサ限定ですがww)
そうすると今度はまた徹底的なサイド攻撃に移っていきます。(バルサに関してはサッカーの進歩のペースが他のチームより2年くらい早いうえにやってるサッカーは五年以上先のもの…)
中央が封鎖されればサイドに戻ることは必然でありネイマールとメッシの揃うこのチームでは相当な威力を発揮します。
ゼロトップによる中央制圧(グループによる制圧)とメッシ、ネイマールの圧倒的な個のサイド制圧という鬼みたいな時代が来てしまうのでしょうか…
★通常運転なところもあったね
いつものように鬼の中央攻撃を見るんですが…固めて逆サイドのネイマールへ、メッシへという大きいサイドチェンジが頻繁に見られました。やはりシャビ、イニエスタあたりから繰り出されるサイドチェンジはかなりの精度で、そこから個のサイド制圧が始まるという状況…
★セスクとメッシは息ぴったり?
この二人の関係はセスクがメッシに合わせる形になっていて、メッシがサイドにいたらセスクは中央、メッシがフラフラと中央に入ってくればセスクは右へ
とメッシの自由度はさほど変わっていませんが、セスクの偽のCFにとっては従来とセスクの役割が大きく変わっています。
~バルサのポジションチェンジパターン~
ただやはりメッシは右サイドにいることが多かったイメージがあります。
★もうひとつのメリット
メッシはボールが受けられなくなるとブロックの外からドリブルでこじ開けようとすることが結構あるんですが…
今回はサイドにいるのではってりゃボールが勝手にきます。なのでバイタル受け要員がいなくなることがあんまりなかったです。
さらにイニエスタやシャビ、セスクからのスルーパスにダイアゴナルに走り込んで裏で合わせるという形ができるのでそれも相手にとっては驚異です。裏で合わせられたらメッシを止める方法なんてありませんから
★KINGの再来! ネイマール
この試合のMVPは間違いなくネイマールです。1G1Aの結果も残しましたしね
ネイマールがここまで活躍できたのはメッシが右サイドに移ったからだと思っています。いままで通りメッシが中央にいるとネイマールがカットインしていくと強大なKINGであるメッシが待ち受けており手柄はかなりの割合でKINGに献上せざるを得ず、それがネイマールが“もうひとりのKING”たりえなかった理由です。
一点目のネイマールにしてもメッシが中央にいれば折り返ししていたに違いありません。それがバルサというチームですので。
セスクはそこまで我が強くないのでというよりKINGではありませんからこの場合の“左サイドのKING”はネイマールとなりえるわけです。
まあ個人的にはメッシが真ん中にいようともうちょっとエゴを出してもいいとは思うのですがw
☆たぶんタタの苦悩はこれかな…
唯一気になったのはメッシの守備がゆるゆるなことです。
マジでコンビニのおにぎりがゆるゆるのときありません?あんな感じです(わかるかっ!w)
セスクが真面目にプレスをかけ、ネイマールが真面目にプレスをかけて行くなかで切るべきコースをきらずにフラフラしてるのだけは気になります。
タタもこれには困ってるんじゃないかなw
ほらよく「初心は忘れずに!」っていうじゃない?メッシくんw
というわけでメッシが初心思いだすことを願いながら終わりw
(長くなったのでバルサ編とマドリー編とにわけることにしました。)