マンUの未来は・・・
<香川とヤヌザイの共存>
あけましておめでとうございます。今年初の投稿はかなり遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願いします。
さてことし一発目はマンUについてです。スウォンジー戦でファンペルシー、ルーニーの両チートが欠場でついにヤヌザイと香川が並んだのでその共存についてを絡めてマンUの未来について書いていこうと思います。
3-4-3の後編についてはしばしおまちを・・・
まずこの試合のスタメンについて
ペルシーとルーニーが欠場でCFはウェルベックとなっています。香川は残念ながら左サイドでスタートです。
そしてトップ下にはヤヌザイが入っています。
<脳筋サッカーと間受け>
マンUはご存じのとおり脳筋サッカーです。これはファギーの時代からの継続路線ですが、ファギーはCL決勝でのバルサに衝撃をうけ、ポゼッション路線に切り替えていき、そのシンボルというべきな選手が香川真司であるわけです。まあファギーは途中でポゼッションを諦めてしまうのですが、脳筋サッカーからの脱却は至上命題であることは分かっていたようです。
ところが監督がモイーズに変わってしまい、より脳筋感あふれるサッカーになってしまったわけです。
たしかにあのメンバーをみてポゼッションをするというのは無理な話であるんですが、いまやあの脳筋サッカーではプレミアを勝ち抜けないことは明白です。
よって最低でもWGのドリブルに頼りすぎない、間受けをメインとした中央突破を遅攻の主流とする必要があります。
それに対応できるメンバーと言えばルーニー、香川、ヤヌザイです。この三人ならバイタルでの間受け+コンビネーションアタックが可能です。まあとはいえヤヌザイはドリブルのほうが得意で、間受けもできるっていうだけですがw
このスウォンジーはプレミアでは異色のティキ・タカを実現している、つまり間受けの権化ともいうべきチームです。
なので間受けの権化と脳筋の違いがどれほどなのか浮き彫りになるかとw
<スウォンジーの遅攻、マンUの遅攻>
前半、マンUはスウォンジーのハイプレスをかわせず、ほとんど攻撃の形をつくれません。そのせいで不明確なロングボールを蹴らされてしまい、主導権をスワンズに明け渡してしまい一方的に攻められてしまいます。(逆にスワンズは思い通りの理想的な展開)
この画像はマンUの遅攻なのですが、香川以外間受けを狙う選手がいません。右のバレンシアは開きすぎで見きれてますw
これは後半で香川がトップ下に入っているのでましですが、前半はバイタル不在とかもざらでした。よってバレンシアの単独突破やウェルベック単独突破、エブラの攻撃参加に賭けるしかない状況が続いていきました。
香川はWGのようなドリブルはあまり得意ではなくサイドで持たされても困るんですね、ヤヌザイはサイドで基点を作っても、さっさと中に入ってしまいコンビネーションは期待できない。香川はドリブルかエブラを使うかの二択ですからさらにこまる。
対してスワンズはボールを支配しながらバイタル中攻めでなんどもユナイテッドゴールに迫ります。
またサイドハーフが中に入って間受けを狙っており、なおかつさらに2人以上バイタルを狙っています。
上のもそれですね。
やはりサイドハーフが間受けをしていくんですね。
そのうえバイタルにはほかに2人いますから中攻めの準備は万端です。
さらにシェルビーやブリットンらが縦や横にポジションチェンジを繰り返して、間受けを狙うんですね。
シェルビーっていい選手だなあw
このようにやはり両チームには間受けの意識に大きく差があります。
ただ後半、香川がトップ下に入ると少しづつ希望は見えていきます。
<香川とマンUの未来>
後半、香川がトップ下に入ると一気にマンUが落ち着きだすんですね。
香川が頻繁に降りてビルドアップを助けることでようやくボールを落ち着かせることに成功します。
これですね、日本代表などでも使われてますね。
相手DFに持ち場から離れることを強制するビルドアップです。
敵2トップの脇を上手に活用してボールが保持できるようにしました。
さらに、中央での間受けが増えたのでサイドのスペースが空いて、ヤヌザイやバレンシア、エブラのサイド攻撃が威力を増したんですね。
これも香川の間受けからのサイド展開という教科書通りの展開です。
つまり香川(もしくはルーニー)がトップ下に入ると、
・中攻めとサイド攻撃両面での攻撃力増強
・ビルドアップの補助による、遅攻の構築
が見込めます。
なので、
ルーニーかペルシーがいないなら香川はトップ下で使ってくださいよ(泣)
にしてもチェルシーにしてもユナイテッドにしてもCBプラス2ではビルドアップできないってんだからちょっとプレミアは時代遅れ感が否めませんなぁ
<マンUの未来>
個人的には、香川がユナイテッドの中心になっていくのではないかなと思います。
いもうルーニーがピッチ内外でその役割を担っていますが、香川もいずれ攻撃の中心となり、そしてチームの中心になるんでないかと
そして近未来の攻撃について・・・・・